
こんにちは。シンプルライフに憧れるNaoです。
今日、長谷川 潤ちゃんのPodcastを聴いていたら、近藤麻理恵さんとの対談がありました。
近藤 麻理恵さんといえば「人生がときめく片づけの魔法」の著書で日本で大ブームを巻き起こした方。
日本では2010年に著書が出版され、その後、2015年にアメリカで出版され人気が大爆発することに。
その考え方やメソッドが世界に広まり、今や世界41カ国語で翻訳されていて、世界中の人々に必要とされる人となりました。
わたしもこんまりさんの本を購入して読み、今も本棚にあるのですが、今一度、部屋の片付けについて復習してみようと思います。
気持ちいい毎日や人生を送りたいと考えてる人は、部屋と共に思考もクリアにできる機会かもしれませんよ。
インタビューをしていた長谷川潤ちゃんも2週間に渡って部屋の片付けを行ったとのこと。
その間、部屋がどんどん片付いていくのはもちろん、同時に頭の中もどんどんクリアになっていったといいます。
これに対して、こんまりさんは「それは正しく片づけができてる証拠」と。
しかし、片付けの効果はこれだけでは終わらず、2週間で片付けが終わった後は自分の仕事だったり周りの人たちに対して意識が変わってきたといいます。

例えば「なんでトキめかない仕事をやっているんだろう」とか「この人といるとストレスを感じるのになんで会い続けるんだろう」という所まで意識がいき、仕事や対人関係など人生の他の部分も「片付けモード」になってきたといいます。
こんまりさん曰はく、正しく片付けをすると、そこらへんも誤魔化せなくなっちゃうのだそうです。
実は、わたしもこんまりさんの本を読んで片づけをした時に同じようなことが起こりました。
人生全体に対して整理したくなるというか、自分の気持ちがハッキリしてきたのを覚えています。
そして、潤ちゃんはそこからさらに変化があり、自分に合った仕事が入るようになったり、必要な人が自分の人生に入ってくるようになって人生が変わっていったといいます。
そういった意味で、こんまりさんに凄いギフトをもらった気がすると話していました。
長谷川 潤ちゃんの体験をまとめると:
1.2週間かけて片付けをしっかり行う
2.部屋が片付いていくのと同時に頭の中がクリアになる
3.仕事や人間関係についても整理をしたくなる
4.自分に合った仕事や出会いが入ってくるようになる
⇒ 人生が大きく変わった
お部屋の片付けから始まり、考え方が変わり、仕事や人間関係が変わって、結果的に人生が大きく変わったということが分かりますよね?
目次
片付け=捨てるの断捨離ではなく、トキめくものを選ぶ

「片付け」と聞くと断捨離を思い浮かべる人もいるかもしれません。
ただ、こんまりさんの理解する片付けは断捨離とは少し違うもの。
断捨離の基本的な考え方は、文字通りモノに対して「断つ」「捨てる」「離れる」こと。
一方、こんまりさんの考え方は「トキめくものを選ぶ」というもの。
一見同じようなことに見えますが、前者は離れ、後者は近づいていく感じですよね。
断捨離の焦点は今自分が持っているものの中から「何を手放すか」で、こんまりさんの言っている片付けは「どれがトキめくのか。どれを選び取っていくのか」というものです。
トキめくものを選び取るののイメージとしては、今自分の持っているものがお店の中にあるものだとして、その中から「どれがいっかなぁ~♪」なんて選んでいく感じ。なんだか想像しただけでもワクワクしませんか?
こんまりさんも、実は掃除が一番できなかった?!
こんまりさんは5歳の頃から、お母さんが読む生活雑誌などを熟読していたといいます。
元々は料理、裁縫、洗濯などの家事が全般的に好きだったのですが、その中でも唯一できなかったのが実は片付け!
料理や裁縫はやればやるほど上手になっていきますよね?
でも、片付けは片付けても片付けても、1週間後にまた散らかっていて。。
えっ。これってどういうことなんだろう。。?と思い、どうにかしてこれを解明したいと小さい頃から思っていたそうです。
自分が大好きなもの、持っていて幸せになるものを選ぶ

先ほど、断捨離とトキめくものを選ぶ考え方の違いをお伝えしましたが、こんまりさんも「捨てるものを選ぶことが片付けだ」と信じていた時期があったといいます。
中学生・高校生の時は毎日、学校から帰ってくると制服のまま、ゴミ袋を置き場にいってゴミ袋を片手に持ち、(この家の中で何が捨てられるだろうか)と思いながら部屋中のものをゴミ袋に入れて回っていたというからビックリ。
そして、モノを見る度に、ものの嫌なところやダメなところを見て、ネガティブな目でモノを見るようになっていき。。
それを続けているうちにストレスが溜まり、ある日、片付けノイローゼで失神!!
その日も、いつものようにゴミ袋片手に(今日は何を捨てようか)と部屋を回り、自分の部屋を開けたとたん部屋の中にあるものが全て嫌なもの嫌いなものに見えてしまい。。
(もう片付けしたくない)と思った瞬間、気を失ってパタリ。
2時間後くらいに目が覚め、ゆっくり起き上がった瞬間に頭の中で(こんまりさん曰はく『片付けの神様』なのか)あるメッセージを受けることに。
「モノをもっとよく見なさい」
(モノっていっても、毎日よく見てるんだけどな)そう思いながらも、もう一度自分の部屋をよくみてみると部屋にあるものが光っていて生き生きとして見えたといいます。
こんまりさんはその瞬間に(わたしの片づけ方って間違ってたんだ)と気づき。。
片付けに大事なのは捨てるものを探すことじゃなくて、この中にあるものから自分が大好きなもの、自分が持っていて幸せになるものを選んで行けばいんだということに気づきました。
その時から、こんまりさんにとって片付けはポジティブなものに変わり、今の「ときめくもの(SPARK JOY)」という考え方の基礎が完成。
面白いもので、その日から、片付けが楽しいものになり、部屋が二度と散らからなくなり、自分の部屋が散らからなくなったというから面白いですよね。
できるかできないかではなく、やるかやらないか。片づけ祭りで大事なのは、まずは最初の一歩を踏み出すこと。「片付けとは、自分自身、そして人生と向き合う行為なのです。#こんまり
トキめくものを選ぶ時のポイントは絶対に〇〇すること

こんまりさん曰はく、トキめくものを選ぶ時のポイントは「絶対にものに触ること」だそうです。
これは引き出しやクローゼットの中を開けて見るだけでは分からないものなのだそう。
実際に手で触ってみることで、自分のカラダの反応を確かめることが何よりも大事だといいます。
トキめくものを触る時は、カラダの細胞がちょっとずつ上がる感じで、キュンッとする感じがある。
逆にトキめかないものを触った時は、何となくカラダがズンッと沈む感じがするようです。
これは何となく分かりますよね。
その自分のカラダの感覚を確かめていきながら片付けを進めていくと、「自分にとって本当にトキめくものは何なのか」が分かるようになります。
トキめくものが分からない時はこの順番に片付ける

中にはトキめくものが分からないという方がいるそうですが、そういった方は一番難しいものからやっていることが多いのだとか。
そういう時は、選びやすいものから順番に選んでいけばよく、こんまりさんがおすすめする片付けの順番は次の通り。
2.本
3.書類
4.小物
5.思い出の品
そしてトキめくかどうか分からない人は、同じカテゴリの中で比べることをおすすめしているそうです。
「こっちの洋服とこっちの洋服、どっちがトキめくだろう?」
こんな風に自分に聞いていくと、トキめくものが見えてくるようです。
そういった意味で、部屋ごとに片付けをするのではなく、カテゴリごと(もの別)に片付けをすることを勧めてて、洋服ならあちこちに散らばった洋服を1つの場所に集めて山積みにし、そこから手に取ってトキめくものを選んでいくことになります。
モノを目覚めさせ、触って、対話することが大切
実際にカテゴリ別にものを一所に集め片付けをしてみて驚くのが、自分が持っているものの量!
長谷川 潤ちゃんも対談で言っていましたが、収納棚やクローゼットをパッと開けて見た時の量と全然違う。
その量を目にするとショックを受け、軽く引きますよね。
こんまりさん曰はく、この衝撃を受けるということもとても大事で、もう1つのポイントは「ものが目覚める」ことなのだそうです。
洋服も本も、どこかにしまいっ放しだとモノが寝てる状態で、その状態で触ってもトキめくかどうかは分からない。
そこからちゃんと出して空気に触れさせて触ることで1つ1つと対話していくとトキめくものが分かるようになる。
片付けをすることで感度が鍛えられ、片付け筋もつく!
トキめくものを選ぶ作業は筋トレと似ていて、どんどん筋肉がついてトキめくものを選ぶ感度が上がっていくそう。
できるかできないかではなく、やるかやらないか。片づけ祭りで大事なのは、まずは最初の一歩を踏み出すこと。
まずはやること。最初の一歩を踏み出すこと。
まさにこの通りですね!!
まとめ
春は新しいことがスタートする季節。
これを機会に部屋を片付け、自分自身と向き合う機会を作ってみてもいいかもしれませんね。
自分が大好きなもの、トキめくものに囲まれ、ハッピーな日々を過ごしていきましょう。
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