
こんにちは。
春の陽気に誘われて、外に繰り出し始めたNaoです。
今日は京町通のローカル劇場「ガシマシネマ」で樹木希林さんの映画がやっているということで子供たちと共に見に行きました。
感想は。。
行ってよかったぁ!しかも子供と一緒に観れて良かった!!
朝起きて、まずはガシマシネマさんの映画上映のスケジュールをネットで確認。
>>ガシマシネマ公式サイトはこちら

今日の「あん」の上映時間は14時~という事でゆっくりお昼を食べてからのんびり伺う事にしました。

ちょっぴり早めに京町通りに着き、坂の下にある「ちゃらくらげぇ商店」で駄菓子やパンを購入。

自分が子供の頃にお小遣いで買った懐かしいお菓子達がズラリ。
キャベツ太郎、アイドルカツ、ソーダ飴、パチパチ飴、カルパス、ミニチーズ、水鉄砲練り飴、うまい棒などなど、見てて嬉しいものばかり。

「あたり前田のクラッカー」なんかもありました。これはキャッチコピーに負けた感じ(笑)
素朴な味で噛めば噛むほど味が出る。子供も喜んで食べていました。

お祭りとかで売ってたミニヨーグルトクリームやコーラガム、どんぐりガムなんかは当たり/外れが付いててさらに楽しめちゃいます。
坂を上ると緑の扉が見え、ガシマシネマに到着。

上映10分前に着いたのですが、どうしてもここのチキン野菜カレーが食べたくて、ブックカフェスペースでサッと頂きました。

この日はこのエリアでおひなさまのイベントがあるということで、ここにもお雛様がちょこんっと飾られていました。
横に飾られた水仙の香りがほのかに漂ってきて、室内にいても春を感じました。

近くには「あん」や樹木希林さんにまつわる本がズラリ。

しばしの間、美味しい手作りカレーとカフェスペースを楽しんだ後は映画のお部屋へ移動。
入った時に購入したチケットは1ドリンク付きなので、わたしはジャスミンティー、子供たちはオレンジジュースを頂き、それを持って好きな席にスタンバイ。
部屋は暖かくてとても居心地が良かったです。

この回は、私たち以外にも年配の男性の方が1名とご夫婦の方が映画鑑賞しに来られていました。
オーナーが上映前に「この映画を見ると、どら焼きが食べたくなると思いますが、カフェにもございますので宜しければどうぞ」と言い、ニコリとしてカーテンを閉めた姿が印象的でした。
ちなみに映画を見ながら、どら焼きが食べたくなり、上映後にカフェで売っていたどら焼きを4つ購入。佐渡で作られた優しい甘さのどら焼きです。

カーテンが静かに閉められ、部屋の照明がスーッと落とされた後に暗闇に浮かび上がるように映画がスタート。
映画は2時間近くあり、話の内容が深かったので子供が飽きて途中で寝てしまうかと思っていましたが、全然!
最後まで一緒に観て、一緒にほろほろと涙しました。
映画の中で樹木希林さん演じる徳江が言った言葉がとても印象的で。。
「ねえ、店長さん。わたしたちはこの世を見るために、聞くために生まれてきた。だとすれば、何かになれなくてもわたしたちは、わたしたちには、生きる意味が、あるのよ。」
とても深い所に響く言葉で、同時に心に隠れていた何かが解き放たれた気がしました。
この映画を見た子供たちが何を感じ、何を思ったのか、そして何に心が動かされたのかは分かりません。
でも、彼女たちの感じ方でこの映画を味わってくれていたらいいなと思いました。

映画「あん」は3月いっぱいガシマシネマで上映しています。
一人で、大切な人と、また子供たちと一緒に心が柔らかく温まる体験をしに来てはいかがでしょうか?
>>ガシマシネマ公式サイトはこちら